
臨床心理士・公認心理師によるカウンセリング、心理臨床オフィスinemuriです。
カウンセリング、カウンセリングと書かれているけれど、
じゃあ、カウンセリングって何なの?
何をしてくれるの?
何をするの?
と思われることがあると思います。
海外ドラマのサイコセラピストみたいに、
「あなたは○○だ!あなたの考えはおかしい!だから、こう考えて、こうしなければならない。来週は、○時にパートナーと来て下さい」
みたいにひとさし指を向けて言われちゃうの?
過去の親子関係を根ほり葉ほり聞かれちゃうの?
むしろ話したかったのに聞いてくれないの?
過去の話をすれば良くなるんじゃないの?
なんでも性の結びつけるのが嫌!
何にも言ってくれないんでしょ。
色々なイメージがあると思います。
一言、二言ご挨拶をした後に、
「私が○○な理由はなんですか?ズバっと言ってください!」
のようなご希望がある場合も。
心理臨床オフィスinemuriの心理士は、
わかりやすいように「カウンセリング」と書きながらも、必要に応じて、
・困りごとに関する具体的な対応もお伝えする「心理相談」
・一般的にはより介入の少ない「心理療法」
も取り入れさせて頂いています。
特に、学生さんやお子さんのようにお若いクライアントさんの場合には、
・「心理教育」の色合いが強くなることもあります。
ストレスについて学び、取り扱い方を一緒に練習したり、
心理にまつわる正確な知識をお伝えしたり、
とりまく状況について「客観的に捉えると、こういう見方もあるかもしれませんよ」と可能性を提案させて頂いたり、
(それはカウンセラーの個人的な価値観ではなく、事実関係から角度の違う視点を提案します。また、「そう理解しろ!」ということではありません。違う視点も取り入れることで考え方が拡がることや、違う視点を聞いたからこそ「やっぱりこの考えで合っていた」と考えを明確にしていくことなどを目的とします。)
場合によってそういったこともあります。
(ややこしいですが、今度は心理教育が心理療法の意味を持ってくることもあります)
カウンセリングについては、
開業のときにお世話になった、
カウンセリングオフィスSARAのサイト、
http://sara-ch.com/counseling.html
ツイッターで有名な^^ 心理オフィスKの北川先生のサイト。
https://s-office-k.com/technique/counseling
https://s-office-k.com/technique/psychoanalysis2
わかりやすく書いて下さっています。
当オフィスでは、
・子育て相談、発達相談
は、心理相談に近く、お困りごとを伺って情報を整理・精査。
お困りごとについての専門職の視点をお伝えしていきます。
(例えば、発達の水準や特徴、関わり方のコツなどについて説明します)
実際に役に立つ、具体的な相談面接を目指します。
検診や園、学校でこういう指摘を受けたのだけどどういう意味だったのだろう…
心理検査を受けたのだけど所見に書かれていることがよくわからない…
(どう実生活に役立てて良いかわからない)
こんなご相談も受けています。
・生き方や人間関係、人生についてのカウンセリング
は、例えば河合隼雄先生が『河合隼雄のカウンセリング入門』で、
おっしゃっておられるようなこと。
対話の中で人間が立ち上がってくる力
を信じ、大切にしています。
カウンセラーは自己理解を深めるための時間と場所を提供します。
それで良くなるの?問題は解決するの?と思われるかもしれません。
専門職による少し特殊な対話の場。
人生に必要なタイミングでぜひいらしてください。
河合先生の本は、非常にわかりやすく書かれた本が多いです。
上の段で名前を出した本は、
私が偶然、最近読み返した本です。