「本当の自分を取り戻しに来ているんだってわかりました」

このイラストは「パステルシャインアート」という手法で描かれたものです。
門前仲町カウンセリングオフィスの臨床心理士は、パステルシャインアートのベーシックインストラクターでもあります。

もともとサンリオで働いていらした江村信一先生が作られた手法で、

絵に自信がない方でも、誰でも、額に飾りたくなるような絵が描けるのが特徴です。
しかも短時間で!

また、医学部の教授が光トポグラフィーを用いて、脳を調べたところ、
パステルシャインアートが脳を活性化させることもわかっています。

パステルを削るときに、α派が出るとも言われています。

道具には凝ることもできますし、
逆にほぼ100均の道具で描けるのも良いところです。
私も講座をやらせていただくときには、ダイソーにお世話になっています。

実は私は、脳が活性化するなどのことは、知識として知っていましたが、
私自身が強くその効果を確信するまえに「なんとなく」講座を受けました。

パステルシャインアートって本当によいものなのだと気づかせてくれたのは、まだ当時一年目だった児童養護施設のケアワーカーさんです。

私はその当時、児童養護施設の中にある地域の相談センターで働いていました。
ですので、夕方になると子どもたちが「遊べ遊べ」と窓を叩いてやってきます。

そのときに、子どもたちとパステルシャインアートをやっていました。
私自身が臨床で使う、練習台として。
私から教わってもらっていました。
(ドラマワーク(映画作り)、その他のアート・マーブリングなんかも、臨床で使う前に子どもたちに試しにやってもらっていました)

子どもたちは、来る日も来る日も「(パステルを)削るのやりたい」といってやってきます。

ある日、子どもたちはその1年目のケアワーカーさんを連れてやってきました。
彼女が少し落ち込んでいるのを、知って、引っ張ってきたのかもしれませんし、
帰りの時間を過ぎても怒られないための保険として連れてきたのかもしれません。

そのケアワーカーさんは元々、絵を描くのが好きな方で、
集中して一枚を描きあげました。

そして、ふと顔を上げると、

「私は今まで、子どもたちがなんでカウンセラーさんのところに行くのかわかってなかたし、何をしに行ってるのか知らなかった。でも来てみて、子どもたちがこうやって自分を取り戻しに来てるんだってわかりました」

と言って、帰って行きました。
本当に、子どもたちが自分を取り戻しに来ているかはわかりません。
けれど、彼女は「あ、自分が返って来た」と思われたのかなと思います。

現代を生きる延びるためには、色々なところで、人にも、時代にも、合わせざるを得ないことが沢山あります。
まわりに合わせすぎて、自分を見失いそうになったとき。

アートが力になってくれることがあるようです。

事前にご希望を頂ければ、当オフィスのカウンセリングでパステルシャインアートをすることもできますし、

グループでやりたいなどご希望があれば、講師として伺うこともできます。

どうぞお気軽にご連絡ください。

作品の一部です。

下は講座の様子です。

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