ワークショップに行ったのは2016年のことですが、トラウマフォーカスト認知行動療法の勉強も続けています。
モニカ M,フィッツジェラルド博士によるワークショップでした。
コロラド大学から来て下さっていました。
明るくチャーミングな先生で(マイクいらず!)、この先生がいたら「困難なこともなんとかなりそう!」と思わせて下さるような方です。
子どもたちへの想いが強く、少し働きすぎ(笑)の先生であったようにも思います。
お話を聞いてるだけで、愛情と熱意が伝わってきました。
トラウマフォーカスト認知行動療法は、3歳から18歳の子どもや青年に有効な「トラウマ体験をした子ども・青年・親/養育者のためのエビデンスに基づいた治療」とされています。
実践によってその有効性が支持され、世界各地に広まっている療法です。
私は、トラウマフォーカスト認知行動療法そのものを臨床で用いたことは、残念ながらないのですが(対象となるクライエントとの出会いがなかったこともあり)、
その考え方や、改めて学んだトラウマの知識、リラクセーションやストレスコーピングの手法は、日々の臨床の糧になっています。
実践されている先生にお話を聞くと、実践的な気づきも沢山ありました。
幼児の年齢の方に、腹式呼吸を伝えるためにはこうすれば良いのだ……、なども。
楽しみながらできるので、大学でのカウンセリングでも用いています。