吃音についてのブログにも書きましたが、
就学くらいまでの時期は言葉の発達のふり幅が大きく、子どものおしゃべりの力は不安定になりやすいです。
昨日まで当たり前のように言っていたのに、いつの間にかこの言葉を言わなくなった、なんてこともよくあります。
また、更に、3歳半くらいまでの時期は発達の個人差が大きい時期です。
言葉の発達については(医師や専門職から指摘がなければ)、多くの場合はあまり気にせずに見守っていかれると良いと思います。
言葉でなくとも、ある程度のコミュニケーションが取れれば充分、良し、です。
言葉の発達がスロースタータータイプの子どももいます。
そのタイプの子どもは、頭の中に言葉を充分に溜めてから、バーッとしゃべりだしたりします。(職場に、①やりながら仕事を覚えていくタイプの人と、②完全に理解をしてからやりだすタイプの人がいるようなものです。スロースタータータイプは②。)
子どもがペラペラとは話さなくても「脳みその中に言葉を貯めてあげよう」という気持ちで、心持ち多めに話しかけてあげるのは良いことと思います。あまり「話せるようになれよ」と念はこめず、ついでくらいの気持ちでされると良いでしょう。